今さら聞けない薄毛の基礎知識!これを読んで今日から生活習慣を見直そう!

目次
薄毛、あなたは大丈夫?
なんとなく、髪の毛が細く、少なくなったように思うこと、ありませんか?朝起きた時、枕に大量の抜け毛が落ちていたり、頭皮が見えるようになっているなら、薄毛が進行しているのかも。「まだ大丈夫だろう」なんて放っておくと、薄毛が進行してしまう可能性があります。

実は最近抜け毛が気になって・・・
実は薄毛の主な原因は日ごろの生活習慣にあると言われており、生活習慣を見直すことで薄毛の進行を食い止められます。今回は薄毛の原因と薄毛の進行を食い止めるための生活習慣について解説します。

大切な髪の毛を守るためにも、ぜひ最後までお読みください。
※AGAとは何か、初心者向けに簡潔にまとめた記事はこちら。

薄毛の原因
まず、薄毛の原因について見ていきましょう。
男性ホルモン

薄毛のほとんどはAGAと呼ばれるもので、原因は男性ホルモンだと言われています。ただ、男性ホルモン自体が直接の原因ではありません。
男性ホルモンの1つであるテストトロテロンが5αリダクターゼと結合しジヒドロテストステロンというホルモンへと変わります。ジヒドロテストステロンがアンドロゲンレセプターと言われるホルモン受容体と結びつき、ヘアサイクルが乱れることで薄毛になることが分かっています。
ヘアサイクルが乱れることで、髪の毛が成長する時間が短くなってしまい、途中で抜けてしまいます。
食生活の乱れ

食生活と薄毛に関係があるの?と不思議に思われる方が多いと思います。でも、実際に食生活と薄毛には深い関係があることが分かっています。
たとえば、ファストフードやインスタント食品、コンビニ食などの多い食生活を送っていると、脂肪分や糖分過多になり、栄養の偏りなどにより抜け毛の原因に。
1人暮らしの男性は特に外食やコンビニ食に頼りがちです。薄毛になる可能性が高いと言っていいでしょう。
ストレス

ストレスは薄毛の原因になりやすいことが分かっています。強いストレスがかかると自律神経が乱れてしまいホルモンバランスが崩れます。そうなると、血管が収縮し血液の流れが悪くなり、頭皮へ十分な血液が行き届かなくなってしまい頭皮環境の悪化につながることも。
また、ストレスがかかりすぎるとAGAだけでなく、円形脱毛症になることもあります。
毎日ストレスを感じながら生活している方は要注意です。
睡眠不足

睡眠と薄毛も無関係な気がしますが、そうではありません。髪の毛は夜寝ている間にダメージを修復しますが、睡眠時間が短いとダメージを修復することができません。特に夜10時~朝方2時までの4時間は髪の毛が成長する時間と言われているため、この時間帯に睡眠を取ることが大切なんですね。
たばこやアルコールのとりすぎ

たばこやアルコールのとりすぎは健康を損ねるだけでなく、髪の毛にも悪影響を及ぼします。髪の毛が成長するには栄養素が血液によって頭皮に運ばれなくてはいけません。でも、たばこを吸うことで血管が収縮し血液の流れが悪くなってしまい、栄養分が行き届きにくくなるのです。ただ、アルコールについては適量であれば、血行促進になるので問題ないですが、大量に飲むと逆に血流が悪くなり薄毛になる可能性が高いです。
外的要因

さまざまな外的な要因によっても、薄毛の進行につながります。たとえば、パーマやカラーを頻繁に行うことで頭皮が刺激を受け薄毛につながることも。最悪の場合、炎症や肌荒れが起き頭皮環境の悪化から薄毛リスクが高まってしまうのです。
また、お肌に悪いとされている紫外線は髪の毛にとっても悪影響があることを知っておきましょう。長時間紫外線を浴び続けると頭皮にダメージが起き頭皮環境悪化につながります。特に、紫外線の強い時期は要注意。
ほかにも、刺激の強いシャンプーやヘア家製品の使用など、さまざまな外的要因によって頭皮環境悪化を引き起こします。毎日使っているヘアケア製品を見直してみるといいでしょう。日ごろヘアゴムなどで髪の毛を縛っていることが多い方も注意が必要です。生え際から薄毛が進行してしまい、最終的に髪の毛が生えなくなるというケースもあるからです。
間違ったヘアケア

ほとんどの方は毎日シャンプーしていると思います。でも、多くの方が間違ったシャンプー法を行っていると言われているほど。正しくシャンプーしていないと、毛穴に汚れがたまったままになったり、シャンプーが落とし切れなかったりと薄毛につながってしまいます。
薄毛対策のために気をつけるべき生活習慣
このように、薄毛の原因にはさまざまなものがあることが分かりました。では、日ごろの生活習慣で気をつけるべきことについてご紹介しましょう。
バランスのとれた食生活

薄毛の進行を食い止めるためにはバランスのとれた食生活を送り、ホルモンバランスの乱れを改善しましょう。髪の毛や頭皮に必要な栄養素に、たんぱく質やビタミン類、ミネラルなどが挙げられます。脂質や糖質が多くなりがちな外食やファストフード、インスタント食品やコンビニ食は控えるようにし、なるべく自炊することをオススメします。
ストレス解消を心がける

ストレスがかかりすぎると血行が悪くなり頭皮環境の悪化につながるため、ストレス解消に努めましょう。たとえば、好きな音楽を聴いたり、映画を観たり、家族や友だちとおしゃべりしたり、公園を散歩したりなど、気軽にできることから始めるといいですね。
有酸素運動をするのもオススメです。有酸素運動することで血流がアップし頭皮環境の改善につながりますよ。
質のいい睡眠

また、質のいい睡眠をしっかりとることも大切です。人間は体の深部の温度が下がると眠くなることが分かっています。寝る2時間くらい前までにお風呂を済ませると入眠しやすくなります。お風呂に入って体温が上がり、その後体の深部の温度が下がるからですね。
また、質のいい睡眠をとるためにも寝る2時間くらい前までにはパソコンやスマホを見るのはやめましょう。パソコンやスマホの画面から発生するブルーライトによって、メラトニンに悪影響を与え睡眠の質が低下することが分かっています。
たばこやお酒を控える

上で書いたとおり、たばこを吸うと血流悪化やビタミン不足につながるなど「百害あって一利なし」と言っていいほど。また、お酒は適量ならまだしも、飲みすぎは髪の毛に必要な栄養素であるナイアシンを大量に使うため、髪質の悪化につながります。つやつやした健康な髪の毛を保つためにも、お酒は適量にとどめましょう。
紫外線対策

薄毛を予防するには紫外線対策も重要です。たとえば、日傘をさしたり、帽子をかぶったり、紫外線カットスプレーを使う、などですね。最近では男性でも日傘をさす方が増えているため、折り畳みの日傘をカバンに入れておくといいですね。「紫外線カットスプレーは髪の毛や頭皮を傷めるのでは?」とお考えの方がいるかもしれませんが、実際はそんなことありません。ただ、使用後なんらかのトラブルがあった場合はすぐ使用を注意するようにしましょう。
自分に合うシャンプーを選ぶ

頭皮環境は人によって違っており、皮脂の分泌量や髪の毛のボリュームなどに差があります。また、若い方と年配の方も合うシャンプーは違うので、自分に合っているかどうか、確かめながら選ぶようにしましょう。
また、シャンプーの本来の目的は頭皮を洗うためなので、頭皮に合っているかどうかを見極めて選ぶことが大切。コンディショナーやトリートメントは自分が望む仕上がりや髪質に合わせて選ぶといいですね。
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正しくシャンプーする

繰り返しになりますが、シャンプーは頭皮を洗うもの。髪の毛を洗うものではありません。シャンプー後のすすぎが不十分な場合、かゆみやふけの原因になるため、38℃くらいのぬるま湯でしっかりとすすぐことが大切です。
では、正しいシャンプーの手順についてご紹介しましょう。
1.ブラッシングする
まず、シャンプー前にブラッシングを行い、髪の毛のほこりや汚れを落とし、ほつれを解いていきましょう。そうすることで、シャンプーの量が少なくて済み、シャンプー時にかかる髪の毛の負担の軽減が可能。ほかにも、ブラッシングすることで頭皮の角質を浮かせる効果も期待できますよ。
2.予洗い
ブラッシングが終わったら、予洗いしていきましょう。38℃程度のぬるま湯でしっかりと髪の毛と頭皮を濡らします。この段階でかなりの汚れやほこりを落とすことが可能です。
3.シャンプーをつける
ほとんどの方は髪の毛に直接シャンプーをつけると思いますが、これはNG。いったん手の平に取り、泡立ててからつけるようにします。また、一カ所につけるのではなく何か所かに分けてつけると頭皮全体に行きわたるのでオススメです。
4.洗う
爪ではなく指の腹を使い、なでるように頭皮を洗っていきます。この時、力を入れず優しく洗うのがポイントです。指の腹を小刻みに動かし、頭皮から汚れを浮き上がらせましょう。
さらに、頭皮をつかみ揉むように洗っていきます。この時、毛穴の汚れを絞り出すように洗っていくようにし、絶対にこすってはいけません。
5.すすぐ
シャンプーが終わったら、すすいでいきます。実際のところ、すすぎが十分できていない方がほとんどです。すすぎが不十分だと、汚れやシャンプーが頭皮や髪の毛に残ってしまうことも。「しっかりすすげたな」と感じた後も、さらに数分程度すすげばより安心です。
まとめ:今日から自分で薄毛対策!

薄毛の原因にはどのようなものがあるのか、これを見て気をつけるべき生活習慣について解説しました。以下のことに気を付けていただき、薄毛の進行を食い止めてください。
- バランスのとれた食生活
- ストレス解消を心がける
- 質のいい睡眠をしっかりとる
- たばこやお酒を控える
- 紫外線対策
- 自分に合うシャンプーを選ぶ
- 正しくシャンプーする
日頃から生活習慣を注意することが、いつまでも健やかな髪の毛をキープできる秘訣です。
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