若ハゲは20代から?早めのケアで進行を抑えるために原因や対策を解説
若ハゲを防止するための対策
では、「もしかして若ハゲかも?」と思ったら、どのような対策を取ればいいのでしょうか?
バランスのとれた食生活
上でも申しましたとおり、食生活と若ハゲには深い関係があります。そのため、日ごろから栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。特に髪の毛に必要な栄養素である、たんぱく質、ビタミン類、ミネラルを積極的にとることが重要。たんぱく質を多く含む食品に肉、魚、卵、大豆食品などがありますが、脂肪をとりすぎないためにも植物性たんぱく質が豊富な納豆や豆腐などをとることをおすすめします。
また、ミネラルが豊富な食品に牛もも肉や牡蠣があります。 これらはミネラル分でも特に亜鉛が豊富なので、積極的にとりたいですね。 ビタミン類の中でも頭皮や髪の毛に必要なビタミンB2やB6がありますが、これらが豊富な大豆や青魚、肉類やバナナ、鮭などがおすすめです。
質の高い睡眠
十分な睡眠時間を確保することも大切ですが、その質にも注意したいところです。いくら長時間寝ていても、質が悪いと髪の毛に悪影響が及びます。若い方は寝る前にパソコンやスマホを見る方が多いと思いますが、これらはブルーライトを発生させており睡眠の質の低下につながると言われています。できれば、寝る前1~2時間くらいはスマホやパソコンを見るのを止めた方がいいでしょう。
ストレス解消法を持つ
現代社会で全くストレスなく生きることは不可能です。でも、ストレスをうまく解消する方法があれば、リセットすることが可能です。たとえば、好きな音楽を聞く、本を読む、スポーツする、ペットと遊んだり、家族や友だちと話す…などですね。どんなストレス解消法でもかまいませんが、それをやっている間夢中になれるものを選ぶといいでしょう。
また、わざわざ行うものではなく、気軽にいつでもできるストレス解消法を見つけましょう。たとえば、いくらストレス解消になるからと言っても、海外旅行などは気軽に毎日できることではありません。でも、近所の公園を散歩するなどなら、毎日気軽にできますよね。
いつでもすぐにできるストレス解消法を見つけてみてください。
シャンプーの選び方に注意する
若ハゲを防止するにはシャンプーの選び方や方法に注意が必要です。薄毛防止のためのシャンプーは洗浄力が高すぎるものはNG。アミノ酸系の育毛シャンプーを選びましょう。若ハゲが進んでいる頭皮は刺激に敏感になっています。そのため、洗浄力が強いシャンプーで洗うと、頭皮環境が悪化しますます薄毛になることも。
でも、アミノ酸系シャンプーなら、低刺激で頭皮にも優しいので安心ですね。
また、必要以上に頭皮の皮脂を取り過ぎないようにしましょう。ある程度の皮脂がないと、頭皮のターンオーバーが乱れてしまい、髪の毛が健康に成長することができません。シャンプーを選ぶときは成分をチェックし、アルコールや香料などが含まれていないかどうか確認するといいでしょう。
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正しいシャンプー法で洗う
若ハゲを予防するには正しいシャンプー法で洗いましょう。「シャンプーの回数が多いほどいい」と思っている方もいますが、実際は逆で「多くても日に2回まで」だと言われています。また、朝シャンではなく夜にシャンプーするのがおすすめ。
髪の毛は寝ている間に成長するため、その前に毛穴をきれいにしておきたいからです。
では、正しいシャンプー法についてご紹介します。
- シャンプー前にブラッシング、汚れやほこりを落としておく
- お湯で予洗いする
- 指の腹で優しくていねいに洗いましょう
- 最低でも2分以上すすぎ、完全にシャンプーを洗い流します
- 清潔なタオルで水分を取り、ドライヤーで完全に乾かしましょう
ヘアケア用品を使う
若ハゲが心配な方におすすめしたいのがヘアケア用品を使うこと。ヘアケア用品を使えば、今生えている髪の毛を強くしたり、抜け毛の防止につながります。特におすすめなのが育毛トニックや薬用育毛剤。これらは医薬部外品に指定され、頭皮を健やかに保って環境をよくする働きがあります。まだ使ったことがない方はぜひ使ってみてほしいです。ただ、重要なのは続けて使うこと。短期間でやめてしまったり、用量を守らないと効果が期待できません。最低でも半年程度は続けてみましょう。薄毛がマシになったからと言ってやめてしまわず、使い続けることが重要です。
医療機関を受診する
一般的なAGAとは違い、若ハゲは早めにケアすることで進行を抑えることが可能だと言われています。もし、最近抜け毛が増えてきた、髪の毛が薄くなってきた、などの場合は早めに専門の医療機関を受診しましょう。受診後、若年性脱毛症と診断されたら、治療することをおすすめします。医療機関での治療になると、市販の育毛剤などとは違い、医師が処方した医薬品を使っていくため、より効果が期待できます。ただ、健康保険が使えないため自費診療となり費用がかかることを知っておきましょう。
最後に次のページにて、まとめをご紹介いたします。