○○が多いとハゲる!?原因は男性ホルモン?
男性ホルモンが多いとハゲるという噂を聞いたことがあるけど、それって本当なんでしょうか?
そのように心配している人も多いですよね。今回は、男性ホルモンとAGAの因果関係を知りたいというあなたのために、男性ホルモンが髪の毛とどのように関連しているのかを詳しく解説していきます。
ハゲるのは男性ホルモンが多いのが原因?
ハゲについてのあの噂の真相は?
あなたもおそらく、一度は男性ホルモンが多ければハゲやすくなるという噂を聞いたことがあるのではないでしょうか?それくらい、男性ホルモンが増えることで薄毛につながってしまうという噂は知られているのです。しかしながら、それは若干間違っているところがあります。
なぜなら、「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンの一種が増えることで薄毛になるのではなく、「ジヒドロテストステロン(DHT)」と呼ばれる薄毛を誘発する男性ホルモンが増えることで、ハゲ、AGAの原因となってしまうためです。男性ホルモンの一種であるテストステロンと「5α-リダクターゼ」という酵素が結びつくことで、ジヒドロテストステロンになってしまいます。このことが、男性ホルモンが多ければハゲやすいと言われる所以でもあるのです。
脱毛ホルモンと呼ばれる悪玉がハゲの原因?!
腸内環境に詳しい方だとご存じだと思いますが、腸内には善玉菌と悪玉菌が存在しています。悪玉菌が増殖してしまうと腸内環境が悪化し、さまざまな悪影響を身体に及ぼしてしまいます。太りやすくなる、胃腸が悪くなるなど、悪玉菌が増えて腸内環境が悪くなれば、それだけ身体にマイナスとなるのです。髪の毛も同様に、ジヒドロテストステロンという悪玉が増えることで、AGAの原因となってしまいます。ジヒドロテストステロンは毛母細胞に悪影響を与えて髪の毛の成長を妨害します。これにより、抜け毛が多くなってしまうのです。血中のDHTの濃度が高ければ高いほど、薄毛、AGAが進行しやすくなるという研究結果があります。ですので、ジヒドロテストステロンの増殖をいかに防げるかがAGA対策として必要になるのです。ジヒドロテストステロンは脱毛ホルモンと別名で呼ばれるほど、髪の毛の成長を妨げる厄介なものとなります。
次のページでは悪玉の増加を抑えるためにすべきこと、女性と薄毛の関係についてご紹介いたします。